こんにちは!なかまるです。今回は、令和5年度 第2回試験の電気通信主任技術者(伝送交換)に一発合格しましたので、記事にまとめました。ぜひご覧ください♪
私は令和5年度 第2回試験(2024年1月28日実施)を受験し、一発合格を果たすことができました。
ちなみに、その回の伝送交換の合格率は25.6%で最近の中では低い方でしたが、伝送交換科目:約7割、法規:約8割の正答率である程度、余裕を持った状態で合格することができました。
当時のスペックについては後述しますが、ザックリ「工事担任者(総合通信)に合格しているが、昔すぎてほとんど覚えていない」更に「通信に関わる知識はほとんど体系的に学んだことがない」というほぼ素人同然の状態でした。
電気通信主任技術者試験の情報ってWebで調べても古い情報が多い気がするのですが、気のせいでしょうか??
今回は、そのような状態の中で、なぜ私は合格を掴み取ることができたのか整理してみましたので、ぜひご覧ください!
電気通信主任技術者の勉強法について、Webで調べてもほとんど出てこない、もしくは、出てきても古い情報が多々あるのは気のせいでしょうか??
電気通信主任技術者とは?
電気通信主任技術者の定義については以下のサイトに詳しく書いてあるので、ここではザックリの説明をします。
電気通信ネットワークの工事、維持及び運用の監督を行うことができるようになる資格です。
(詳しくはこちらをご覧ください。)
俗にいう「業務独占資格」に該当し、更に言えば「電気通信系の国家資格の最高峰」とも言われるものになります。これだけで、将来の安定性が得られるよな気がしてきませんか?
さらに今後、5GやIOTの発展が見込まれますので、需要が増えることが予想されますね♪
そのため、受験するか悩んでいる方、諦めそうになってしまっている方は将来性抜群の資格だと思いますので、ぜひ挑戦してください!!
また、意外と知られていないですが、電気通信主任技術者でネットワークに関する知識は、情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験でも使える(類似問題が多々あり)ので、他資格への足がかりにもなります。
学習方法
受験時のスペック
受験時のスペックは「工事担任者(総合通信)」を取得した状態でした。
詳しくはこちらをご覧ください。
しかし、取得したのが2021年でしたので、2年以上前に取得したものになります。そのため、電気通信や設備に関する記憶がほとんど失われた状態での受験でした。さらに、学生の頃からみても体系的に学んだことはありませんでしたので、ほぼ素人同然の状態から勉強をスタートしました。
その状態でも合格できた秘訣の一つとして、1科目免除できた(3科目中、2科目のみの受験ができた)ことが大きかったと感じました。
具体的には「工事担任者(総合通信)」を取得すると、電気通信主任技術者試験の「電気通信システム」科目が免除となりますので、先に「工事担任者(総合通信)」を取得されることをお勧め致します!
電気通信主任技術者試験は出題範囲がとても広いので1科目免除のみでもすごく楽になります!
勉強期間
勉強期間は2023年11月初旬から勉強を開始しましたので、約3ヶ月程度の勉強を行いました。
これだけで足りるの?と思うかもしれませんが、実際、の勉強時間は以下の通り(一例)で結構な量をこなしたと思います。
平日:朝5時から7時までの2時間、夜21時から23時の2時間+スキマ時間
(平日は、仕事が忙しかったため、スタート時間を早めました)
休日:夜21時から24時の3時間(家族との時間を大切にするために夜のみ勉強しました!)
おすすめ参考書
各科目毎のオススメ参考書は以下の通りです。
伝送交換設備及び設備管理
電気通信主任技術者の参考書ってちょうど良いものがありませんよね。(今回すごく感じました)
一方で、いきなり過去問から解くのも全くのど素人からすると中々、抵抗感が大きくて挫折してしまいます。
それを踏まえたうえで私がオススメする参考書はこれです!!
実際、この参考書は範囲的には網羅できているかと思いますが、試験に合格できるまでの深掘りができているかと言われと、正直、難しいところがあります。
なので、私は以下の過去問サイトに課金し知識の深掘りを行いました。
これが非常にわかりやすくていい!!
でも参考書で概要を掴んでおかないと、全くの素人だった場合、挫折してしまう可能性があると私は感じました。
なお、情報セキュリティ分野については、「得点源と感じたこと」「将来情報セキュリティマネジメント試験を受験する予定であることから、体系的に学びたかったこと」から以下の参考書を使用しました。
法規
先ほどの参考書で十分です。過去問をいくら暗記できるかが勝負の科目です。
勉強方法
伝送交換設備及び設備管理
まずは参考書を1周流し読みします。ここで深く読むことは避けましよう。結果的に対して頭にも入らないので、時間の無駄です。
次に、過去問を1回分解きます。おそらく、この段階ではさっぱり分からないと思います。それでも、サラッとでいいので解いてみてください。
また参考書に戻ります(2周目)。ここで1周目の時よりも深読みしてみます。すると(個人差はあるかもしれませんが)吸収率やどこが重要かが見えてきます。スルスルと読み進めましょう。
過去問に戻りましょう。ここからは参考書は見ないで、過去問解説の理解に努めましょう。
過去問については、以下年数に課金し、解説を深読みしました。
- 設備:2012から2023年分を5周
- 専門:2018から2023年分を3周
なお、過去問解説の理解については以下の点に注意しながら行いましょう。
特に2ポツ目が重要です。これができるかできないかが、合否の分かれ目だと私は思いました!
- 正解は何か?(当たり前のことですが)
- 不正解問題は何が不正解か(重要。肌感これが、正解であるパターンが出題される可能性が高い)
最後に情報セキュリティの知識集めです。これは本腰を入れる必要はなく、過去問で得られなかった知識の補充を目的に実施する感覚で十分だと思います。
法規
いきなり参考書から入るのは絶対避けましょう!!
真っ当に記憶しようと思ったら、とてつもない物量になってしまい、時間がいくらあっても足りません。目的は「試験に合格する」ことです。仮に足りない分の知識は必要となる時にしっかり学ぶことが重要ですので、試験段階では100%を目指す必要はありません。
なので、過去問をひたすら解きましょう。
そうすることで頻出問題を覚えることができて効率的に吸収することができます。ある程度吸収したら、参考書に戻り周辺知識をさらいましょう(ここでも深読みはNGです)。
なお、法規の過去問については上記サイトでも良いかと思いますが、私は以下のサイトを使用させていただきました。どちらを使用するかは、その方の勉強方法等に左右されるかなと思います。
【まとめ】過去問を上手に使おう!
以上までが一発合格した際の勉強方法でした。
ポイントをまとめると以下です。
これらができると「過去問から出題されない」とは思わないはずで、既視感が強くなります。
ぜひ、実践してみてください!!
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