電気数学の重要性

電気数学？何の話？って思いますよね。

だって、電気数学って言ってもバクッとし過ぎてますし。
（電験受験生以外はそもそも馴染みのない言葉かもしれません。。。）

なので今回は、ある程度噛み砕きながら、電験3種との関連性も含めて説明していきます！！
（細かな電気数学の内容については、別記事で個々に記載します）

そもそも電気数学って何？

　電気数学とは、電気工学や電磁気学の問題を解くために使用する数学です。
　言い換えれば、電気事象を解くため、証明するために必要な数学ということですね。
　例えば、電気は直流と交流の2種類があることは皆さんご存知だと思います。
　
　・直流回路の計算を行う際に必要となる電気数学は「四則演算」「分数」「平方根」「指数」
　・交流回路の計算を行う祭に必要となる電気数学は上記に加えて、「複素数計算」「三角関数」「ベクトル」
のような感じですね。

電験の各科目との関連性

電験の各科目は「理論」「機械」「電力」「法規」です。そのうち法規以外は必ずと言っていいほど、電気数学を必要とします。
　例えば、
　・理論の基礎には、電気数学が
　・機械の基礎には、理論と電気数学が
　・電力の基礎には、理論と電気数学が
　あるように。

ちなみに法規でも数学を使って答えを導き出す問題も多少ですが出題されます。

なおのこと、数学の知識は必要といえますね。

電験3種を制すためには？

電験3種を制すために必要な能力として、最も重要なものは電気数学で使用する公式の変換能力だと思ってます。公式を丸暗記しただけではダメで、使い方（式変形）を身につける必要があります。

使い方（式変形）を身につけるためには、過去問を解く前に中学〜高校レベルの数学を一度復習したのちに過去問を解き応用力を身につける必要があると私自身は考えております。

中学レベルの数学を改めて行うことに対して、抵抗感やめんどくささを感じるかもしれませんが、結果的にそれがいちばんの近道だと思います。（現に私はそれを行ったが故に電験3種にできたと思っています）

ただし、私はやり方を間違えて大幅なタイムロスをしてしまいました。

何と私は、学生時代の数学の教科書を片っ端から勉強しました。

理由は単純明快で、電験3種で使用する数学の範囲を理解せず、闇雲に勉強したからです。

皆さんが私と同様の経験をして欲しくないので、私の苦い経験をもとにオススメの参考書を探しました！

オススメの参考書！

私がまた一から電験3種を受験するとして考えた結果、後述の理由より以下の参考書をオススメします！

オススメできる理由

様々な参考書がありますが、以下の観点から私はこの参考書がオススメです!

優しいところからスタートできる！
　基礎から段階を踏んで勉強できるため、数学に触れるのが久しぶりの方でも抵抗感なく取り組めます。

電験3種に必要な数学を過不足なく網羅している！
　参考書によっては、稀にしか使用しない数学の知識を長々と書いているものもあると思いますが、これは実際に必要となる部分のみを抽出しているため、最短コースで電験さん種に必要となる数学力を身につけることができます。

解説が図やイラストを用いており、丁寧で分かりやすい!
図やイラストを用いており、分かりやすいので理解が進むのが早いです。また、解説が丁寧に記載されているので、忘れた時に読み返すことで容易に思い出すことが可能です。

ただし、どの参考書にも言えることですが、これを勉強したからと言っても電験3種の合格は難しいのが実態です。重要なのは過去問を解いて応用力を身につけることが最も重要です。

参考書は過去問を解くために必要となるレベルまで持ち上げてくれるためのアイテムの一つであることを理解しましょう！

まとめ