電気数学 ~四則演算、分数演算、指数法則、SI接頭語~

電気数学 ~四則演算、分数演算、指数法則、SI接頭語~ 電気数学

こんにちは。なかまるです!
今回は電気数学の初歩中の初歩を整理しました。
計算処理に慣れている方からしたら「こんな情報いまさら必要ないよ!」と思うかもしれませんが、誰かは絶対に必要とすると思ったので作成しました。(誰か1人の役に立ってくれ!!)

四則演算

処理ルール

ルール①:同じ演算記号が続く場合は左から計算する

ルール②:足し算、引き算のみの場合は左から計算する

ルール③:掛け算と割り算のみの式の場合は左から計算する

ルール④:掛け算と割り算は、足し算と引き算より先に計算する

ルール⑤:( )の中→掛け算、割り算→足し算、引き算の順で計算する

Point

・色々なルールがあって覚えるのは大変!って思うかもしれませんが、ルール①とルール⑤を
 おさえておけば大丈夫!!
・特にルール⑤は理解できていない方/忘れている方が結構いるかもしれませんので、しっかりと
 おさえておきましょう。

分数

処理ルール

足し算

 ルール①:2つの分数の分母が同じになる用に揃える(通分する)

 ルール②:2つの分数の分子を足し算する

 ルール③:分子と分母を約分する

引き算

 ルール①:2つの分数の分母が同じになる用に揃える(通分する)

 ルール②:2つの分数の分子を引き算する

 ルール③:分子と分母を約分する

Point

ルール②以外は足し算と一緒!

掛け算

 ルール①:分子同士を掛け算する

 ルール②:分母同士を掛け算する

 ルール③:分子と分母を約分する

割り算

 ルール①:割る側の分子と分母を入れ替える

 ルール②:演算記号「➗」を演算記号「✖︎」に書き換える

 ルール③:分子同士を掛け算する

 ルール④:分母同士を掛け算する

 ルール⑤:分母と分子を約分する

Point

ルール①を行う以外は掛け算のルールと一緒!!

指数法則

処理ルール

ルール①:\(a^{m}\times a^{n}=a^{m+n}\)

ルール②:\(\left( a^{m}\right) ^{n}=a^{mn}\)

ルール③:\(a^{m}\div a^{n}=a^{m-n}\)

ルール④:\(\left( ab\right) ^{m}=a^{m}\cdot b^{m}\)

Point

逆変換できるようになることも大切ですよ!!

SI接頭語

SI接頭語とは、10進数で表される値を読みやすいよう、簡素な単位で表現する方式だと理解しています。めちゃくちゃ種類がありますが、とりあえず電気分野でよく使用する接頭語を下表の通り並べました。

10進数 累乗 接頭語 読み方
0.01 10ー2 c センチ
0.001 10ー3 m ミリ
0.000001 10ー6 μ マイクロ
0.000000001 10ー9 n ナノ
0.000000000001 10ー12 p ピコ
1000 103 k キロ
1000000 106 M メガ
1000000000 109 G ギガ

まとめ

  • 今回は、電気分野でよく使用する電気数学のうち簡単な部類を整理しました。
  • ここに記載している事項については、容易に変換できるよう訓練しましょう!

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