今回は、基本情報技術者試験に合格した時の勉強方法・勉強時間等について解説します。
基本情報って、プログラミングやIT系に強い方は簡単に感じるかと思いますが、そうでない方にとっては非常に難しく見えますよね。(私もそうです。電気は得意ですが、IT系はそこまで強くありませんでした)でも、そんな私でも合格することができました。
なぜ、そんな私でも合格出来たのか。
解説にあたって、「何が最も効果があったのか」等、読まれている方に少しでもメリットのある記事にしたいと考えてます。是非、ご覧ください!
基本情報技術者試験とは?
様々なサイトで解説されていることなので、あまり深くは触れません。
試験の概要は以下の通りで、「国家資格」でよく「IT業界の登竜門」と呼ばれています。
科目 | 出題範囲 | 問題数/時間 |
科目A | ・テクノロジ系 ・マネジメント系 ・ストラテジ系 | 60問/90分 |
科目B | ・プログラミング ・アルゴリズム ・情報セキュリティ | 20問/100分 |
試験は、2023年4月より通年で試験が実施されており、CBT(Computer Based Testing)方式で全国各地の試験場で受験可能です。いつでも受験出来るのは素晴らしいですね。しかも、毎月開催されているので、他の国家資格のように1年待たなくても受験可能なのが素晴らしいです。
基本情報技術者試験はよく、FE(Fundamental Information Technology Engineer Examination)と呼ばれたりしますね。
当時のスペック
当時の私のスペックは、情報セキュリティマネジメント試験に合格していたので、情報瀬キュリティに関する知識はある程度有していました。ただ、専門は電気分野なので、IT系は一般教養レベル、プログラミングは全くと言っていいほど有していませんでした。
正直、ビットの計算ってどうやるんだっけ?クイックソート、バブルソートってなんだ?の状態からのスタートでした。
そんな状態でも、以降で紹介するテキストを使用し基礎を叩き込んだ結果、見事合格することができました!!
勉強方法など
使用テキスト
科目A及び科目Bのテキストは以下をしようしました。
これが合格へ大きく近づけてくれた要因の一つだったと思います。
科目A
科目B
本当にこの参考書には助けられました!と思えるくらい、とても分かりやすかったです!
勉強方法
科目A
まずは、科目Aの参考書を1周します。参考書を読む際の注意事項としては、深く読まないことが重要です。インプットよりもアウトプットが重要ですので、深入りせず「こんなことが書いてある」程度にしましょう。
科目Aの参考書を読み終えたら、過去問道場等で過去問をひたすら解きます。そこで、意味を理解できていない言葉などについては科目Aの参考書に立ち返り、該当する部分を読みます。
そうすることで、必要な知識を効率的に吸収することができます。
ある程度過去問を解いたら、参考書に戻ります。すると、試験でどこを問われるかが見えてきますので、このまま、ガンガン進めて行ってください。また、この時、意味を理解できない単語などがあった場合、Web等で意味を調べて吸収しましょう。
あとは、また過去問に戻って参考書は辞書的役割にします。私は、過去問を5年分程度行いましたが、過去問はやればやるほど効果が上がりますので、自身の時間と相談して決めて良いと考えます。
科目B
参考書を理解しながら1周しましょう。
分からないところは、Web等で調べながらコツコツと。がコツかなと私は思います。
これに関しては、実際に学習を通じて、上記参考書の理解に努める事が近道だと感じました。
また、アルゴリズム等ありますが最も重要なのは情報セキュリティ分野のマスターです。
試験では得点源になりますので、情報セキュリティ分野の知識拡充を行いましょう!
情報セキュリティ分野については、情報セキュリティマネジメント試験を受験をしてみてもいいかもしれません!
私が情報セキュリティマネジメント試験を受験した際の記事はこちら。
勉強時間
一日あたり、科目A:1時間、科目B:1時間を1.5ヶ月くらい行いました。
ちなみに、科目Aについては、スキマ時間等を有効活用し、過去問を解いていました。
ここの勉強時間に関しては個人のバックグラウンドに左右されるかと思いますので、あくまでも参考として捉えて頂ければと思います。
今思うことは、通信講座を使用していれば、さらに効率的に勉強でき、時間の短縮に繋がったのでは?と感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
基本情報技術者試験は、勉強を行えば必ず受かる試験です。
仮に落ちたとしても、根気強く勉強と受験を行えば必ず合格出来ます。
また、今後IT化が進む現代において、基本情報技術者の需要が高まる事が想定されます。
ぜひ、受験を検討してみてください!
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