- 初学者でも電験三種に合格するために必要な知識を体系的に電気の知識を理解したい
- 文系で電気に対して苦手意識があり挫折せずに学習を進めたい
- 電験三種に中々合格できず、一から学び直したい
電験三種の参考書って様々な本が出版されていますが、このような悩みを持っている方、結構いるかと思います。
- 初学者であり、基礎から体系的に学びたい。
- 電験三種を取得したいけど、学生時代の数学からやり直さないといけない。
- 文系出身で電気があまり得意ではなく基礎から学ぶ必要がある。
この悩みって、「参考書だと電気に関する基礎的教養があること前提で書いてあり、理解に時間が掛かり挫折する」「Webで調べてもイマイチ痒いところに手が届かない感がある」と感じませんか?
私もそのような体験を何度もしてきました。
今回はそのような悩みを解決してくれる素晴らしい参考書に出会いましたので紹介します!
なお、本解説で使用している参考書のサンプルについては筆者から許可を得ています。

私が電験三種の勉強をしている時に出会いたかった一冊と言えるほど素晴らしい参考書です!
社会人の方など勉強時間の確保が難しい方、効率的に学習したい方は通信講座をおすすめします。
参考書の紹介
今回紹介するオススメの参考書は「誰でもわかる電験参考書研究会」出版のこちらになります。(Kindleでも一部販売してます。)
今回を機にKindle Unlimitedに登録してみてはいかがでしょうか?

各科目毎の購入リンクはこちら
- 説明が非常に丁寧で、初学者の方や電気に馴染みがない方にとって非常に分かりやすい
- ある程度、電気を理解している方にとっては、改めて基礎から学びたい際に最適
- セット割引もあるので、お得に参考書を購入できる
- 全て電子書籍なので、随時、改訂される
著者について

著者はどのような経験を経て、本書を執筆したのでしょうか?
執筆に至った背景を説明します。なお、本内容はご本人から聞き取った内容です。
前提として、著者は電験三種を目指し見事合格しています。
本書のコンセプトは「電気初心者が、このシリーズの参考書だけでほぼ全てが理解できるもの」を目指したもの。
筆者自身の経験として、
「ある参考書を購入して勉強を始めたものの難しくて分からず、別の参考書を購入する。その参考書でも、まだ分からない部分があるので、さらに他の参考書を購入するということになった」
それを踏まえて、「そうならない参考書を目指して作成したのが本書になっています。」

分かります、私も同様の経験があります!色々な参考書が増える事はよくありますよね。
具体的に何を目指して作成したか。
それは、
「一般的な参考書は電気科卒等のある程度電気知識のある人に向けたもの。この参考書は、電気にあまり縁がなかった人でも理解できることを目指して作った。」
それの心となるものは、以下の理由からでした。
「私自身が文系で、電験三種取得をする際にわかりやすい参考書がほとんどなくて苦労した体験を生かし、電気の専門家の方の助けを得て制作した参考書になっている」との事です。

自身と同じ経験をさせないよう、本書を作成したのですね。分かっていても、同様の行動は中々出来ないことですよね。とても凄いことだと思いますし、尊敬します。
どのくらい説明が丁寧?
初学者にとって(電気に理解ある方にとっても)結構難解な理論科目を例にとると、本書の中ではこのような解説をしています。
まず、序章として、基礎的な電気数学の説明があります。説明は分数計算から始まり、指数計算等を経由し、最後は三角関数まで丁寧に分かりやすく説明されています。サンプルは以下の通りです。

序章が終わると次は理論の解説に入ります。理論の解説もとても分かりやすく、例えば「回路図の変換方法がある」ところです。確かに他の参考書で詳しく説明しているものは見たことが無く、結構悩まれることがあるのでは無いでしょうか?サンプルは以下の通りです。


また、交流回路の計算に「複素数計算ではなく、ベクトル計算で表現している」のも大きな特徴です。初学者にとって馴染みが薄い複素数より、馴染みのあるベクトルで表現することで分かりやすい解説になっています。

また、複素数は電気計算から切っても切れない関係にあるので、本書の最後に(計算になれた後に)複素数に関する丁寧な説明があります。

他の科目でも、このように丁寧な説明がされており、初学者にとって、とても分かりやすいものになっています。

とても分かりやすいですよね!私も電験二種に挑む前の「思い出し」のために利用しています。
過去問集の紹介

インプットの次はアウトプットが大切ですね。
過去問集は年度毎に分かれており、過去11年分まで収録されています。合格圏内に入るためには十分な演習量です。
また、難易度が★で示されており、今解いている難易度がどの程度か分かります。
理論科目を参考にしますが、過去問集もこのような感じで一問一問かなり丁寧に解説しているのが分かります。






ここまで、丁寧な解説に出会えたことはありません。私も受験の際に出会っていたかった一冊です!
さらに基礎から学びたい方向けの参考書
誰でもわかる電験超入門

こちらは、全くと言っていいほど電気を知らない方向けに作成されたものです。
多少でも、電気知識がある方にとっては、初歩的内容であるため、本書ではなく参考書を使用することで全然問題ありません。
誰でもわかる電験数学

こちらは高校数学を完全に忘れてしまったために、初めから学び直したい!という方向けの参考書になります。
こちらも同様に多少でも、数学知識が残っている方にとっては、初歩的内容であるため、本書ではなく参考書を使用することで全然問題ありません。
まとめ
まとめると以下の通りです。
- 電気初学者向けに作成しているため、解説が丁寧で挫折しにくい
- 電気計算の演算問題が充実しており、下地作りをしっかりできる
- 電験二種に向け、電験三種の復習をしたい際、基礎固めができる
- 図が豊富で分かりやすい
- セット割引もあるので、お得に参考書の購入が可能
購入の際は、こちらから購入出来ます。また、Amazon Kindleでも購入可能です。
とても分かりやすいものですので、現在電験三種に躓いている方など購入してみると良いかもしれません。
また、今回を機にKindle Unlimitedに登録してみてはいかがでしょうか?
通信講座で効率的に学ぶのもオススメ!
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