こんにちは、なかまるです!
今回は電験三種取得後に挑戦するべきオススメ資格について紹介します♪
電験三種に合格された皆さん!まずは、合格おめでとうございます。
電験三種は難関資格です。
合格された方々は、とてつもない努力をされた方で向上心の高い方だと思います。
そんな向上心の高い方々が、電験三種を取得して終わりとするのは非常にもったいないです!!
確実に他の資格にも挑戦するべきです。
今回電験三種を取得した後にどのような資格に挑戦することがステップアップに繋がるかを解説します。
なお、電験三種に合格されていない方はこちらの記事がオススメです♪ぜひご覧ください!
時間が無い方、効率的に合格したい方は通信講座もオススメ!
電験三種合格後のおすすめ資格!
エネルギー管理士(電気)
エネルギー管理士は私も取得しています!以下の記事が参考になりますので、ぜひご覧ください♪
エネルギー管理士とは
エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)では、内外におけるエネルギーをめぐる経済的社会的環境に応じた燃料資源の有効な確保に資するため、工場、建築物及び機械器具についてのエネルギーの使用の合理化に関する所要の措置その他エネルギーの使用の合理化を総合的に進めるために必要な措置を講ずることとしています。
このうち、大口のエネルギー使用工場については、エネルギー管理の中核的な役割を担う「エネルギー管理者」をエネルギー管理士免状の交付を受けている者のうちから選任し、エネルギー管理者は、エネルギーの使用の合理化に関しエネルギーを消費する設備の維持、エネルギーの使用の方法の改善・監視等の業務を管理することとしています。(出典:経済産業省HP)
エネルギーのプロフェッショナルですね。
工場などの大きなエネルギーを消費するところで省エネに努めるために必要なイメージですね!
受験メリット
電験さん種とエネルギー管理士の試験は、以下の記事でも解説していますが出題分野が非常に類似しています。
当然、法規関連は電験三種と異なりますが、それ以外の科目は電験三種を少し深掘りしたような内容を問われます。
そのため、電験三種の知識が温かいうちに資格取得に向けた勉強を開始することをオススメします。
さらに出題方式も電験三種と同様でマークシート方式です。論説や記述式は出題されません。
また、ここだけの話、合格した私の体験上、設問の選択肢は電験三種より簡単(=答えを絞りやすい)です。
注意点
エネルギー管理士の試験に合格するだけでは資格免状をもらうことができません。エネルギー管理士の資格免状をもらうためにはエネルギーの合理化に関する実務証明書の提出が必要になります。
実務証明ができる業種は「エネルギーの使用の合理化に関する実務」であり、例えば電気設備の場合、発電設備、送電設備、受電設備、変電設備、配電設備、電動力応用設備、電気加熱設備、空気調和設備、照明設備、電気化学設備などの運転、操作、管理、監督などです。(省エネルギーセンターHP)
そのため、勤めている会社が電気設備の維持管理と全く関係ない会社の場合は実務証明書の発行が難しい可能性がありますので、受験する際は免状交付申請まで見据える必要がります。
第二種電気主任技術者(電験二種)
電験二種とは
電験三種の王道ステップアップルートで、電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物の主任技術者になれる資格です。
私も現在試験勉強中です!
皆さん一緒に頑張りましょう♪
電験二種は1次試験と2次試験に分かれています。
2次試験は「その年の1次試験合格者」および「1次試験免除者(前年度の1次試験合格)」に受験資格が与えられ、1次試験、2次試験共に通過した者が合格となります。
1次試験
以下の4科目全てに合格する必要があり、各科目の解答方式はマークシート方式です。
合格点は各科目6割以上の正答率で合格となります。
科目 | 試験内容 |
理論 | 電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測に関するもの |
電力 | 発電所、蓄電所及び変 電所の設計及び運転、 送電線路及び配電線路 (屋内配線を含む。)の 設計及び運用並びに電 気材料に関するもの |
機械 | 電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、 電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送 及び処理に関するもの |
法規 | 電気法規(保安に関す るものに限る。)及び電 気施設管理に関するもの |
2次試験
以下の2科目について論述式にて回答を行います。
合格点は6割以上かつ、各科目で平均点以上で合格です。
科目 | 試験内容 |
電力・管理 | 発電所、蓄電所及び変電所の設計及び運転、送 電線路及び配電線路 (屋内配線を含む。)の設 計及び運用並びに電気施設管理に関するもの |
機械・制御 | 電気機器、パワーエレクトロニクス、自動制 御及びメカトロニクス に関するもの |
受験メリット
電験二種は、電験三種と比較すると問われる内容が深くなります。
しかし、問われていることは電験三種で学んだことの延長線上を問われており、出題範囲は変わらないと私は考えます。そのため、電験三種に合格された方は勉強に取り組みやすいはずで、日を空けずに勉強に取り組むことでメリットが生まれるものと考えます。
しかし、それはあくまでも1自試験に限った話です。
注意点
2次試験は記述式です。そのため、中途半端な知識では太刀打ちできません。
更に1次試験合格から2次試験の受験日まで3ヶ月までしかなく、正直その勉強期間では足りませんので、1次試験の勉強と並行して勉強する必要があります。
また、1次試験の有効期限は2年間だけです。
そのため、翌年も2次試験不合格だった場合、1次試験からやり直す必要がありますので、皆さん注意ください!
私も現在勉強中です!
1次試験春程度はなんとかなりそうですが、2自試験のレベルの高さに困惑中です。。。
技術士(電気・電子部門)
技術士とは
科学技術に関する技術的専門知識と高等の専門的応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため、高い技術者倫理を備えた、優れた技術者の育成」を図るための国による資格認定制度(技術士法に基づく制度)です。(技術士会HPより)
エンジニアとして最高峰の資格ですね♪
私も技術士の受験を予定しています!
技術士の試験は1次試験と2自試験に分かれています。
1次試験
試験科目は以下の3科目でそれぞれの科目で5割以上の点数を獲得することで1次試験合格となります。
なお、科目合格はありませんので注意ください。
科目 | 試験内容 |
基礎 | 科学技術全般にわたる基礎知識 |
適正 | 技術士法第4章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性 |
専門 | 受験者があらかじめ選択する1技術部門に係る基礎知識及び専門知識 |
2次試験
筆記試験と高等試験に分かれており6割以上の点数を獲得することで合格となります。
筆記試験は「必須科目」と「選択科目」に分かれており、すべて記述式になります。
詳細については今後、別記事にまとめます!
受験メリット
この資格を持っている方は正直少ないと思います。しかし、エンジニア最高峰の資格と称されることも多々あり、実力の証明としてはバツグンです。コンサルタントとしても活躍できる可能性を秘めています。
1次試験に関しては試験難易度もそこまで高くありません。1自試験の科目のうち「専門科目」については電験三種で得た知識十分解けます。
更に1自試験合格者は「技術士補」と呼ばれる資格を有することになります。
(1次試験合格で自動的に資格化されますので、再度一次試験を受験する必要はありません)
注意点
この資格には科目合格制度がありませんので1発合格が必須となります。
また、2次試験を受験するには「実務経験」が必要になりますので注意ください。
まとめ
今回は電験三種を取得した後に取得するべきオススメの資格を解説しました!
簡単にまとめると
- エネルギー管理士
- 電験二種
- 技術士
の3選でした。
もし、「今後どのような資格をゲットしよう?」とお悩みの方は、上記資格を目指してみてはいかがでしょうか!
私はエネルギー管理士は合格済みで、今後、電験二種と技術士補を受験する予定です♪
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